2012/12/05(水)TLB miss hit対策

論理-物理アドレスの変換は、ハードウェア(MMU)の力を借りて実現しています。
この機構、アーキテクチャによって異なりますが、
一般的*1
4KByte/pageを単位として管理されているようです。

*1 : 狭い視野なので、一般じゃないかも

hugetlb

libhugetlbfs
コレを使うことで、実行ファイル(ELFファイル)の読み出し先にhugepageを割り当て、
TLB miss hitを軽減することができます。
リンカの設定や、実行時の処理・PRELOAD処理が必要となり、アプリの起動時間が解析・転送時間だけ
遅れますが、CPU cacheに載らない範囲のランダムアクセスが多い場合には有効ではないでしょうか。

余力と根気があれば、例を踏まえて追記したいと思います。
(ぐぐれば ベンチマークを掲載しているWEB pageもございます)

2012/04/12(木)PowerPC固有

"SPE use in kernel()"メッセージが出てくる

kernel configurationで、SPEを有効にしていない。
無効命令ハンドラに飛んできて、あきまへんと云ってくる。

IPには命令のアドレスが入っている模様。場所の特定が可能だろう。
∵emulateしたあと+4しているので。

http://lxr.free-electrons.com/source/arch/powerpc/kernel/traps.c?v=2.6.33;a=powerpc
http://lxr.free-electrons.com/source/arch/powerpc/kernel/process.c?v=2.6.33;a=powerpc#L198
http://lxr.free-electrons.com/source/arch/powerpc/kernel/head_fsl_booke.S?a=powerpc
http://lxr.free-electrons.com/source/arch/powerpc/kernel/entry_32.S

BookE系であたりました。致命傷ではないですが、気持ち悪いです。
直しておきましょう。(使わない、といいながら使ってるやんけ、という状態だったはず)