2010/02/17(水)[perl] forkで子供がたくさん

子プロセスを作って並列処理

表題のとおり。自動計測系の構築などで、監視する側と実行する側とに分離したいとき、forkを使うのが易いようです。

Windowsなら、Active Perlのperlforkを見ると、いろいろと例が載っています。

TrackBack先のMagic Voxで見かけたので、記事を書いてみます。

自分で確認した記録でもありますが...なお、Windows7 Ultimatex64 + Active Perl v5.10.0で試しました.

コーディング例

use POSIX ":sys_wait_h";

$| = 1;
my ($pid, $n) ;
	$n = 4 ;

	do {
		$pid = fork ;
		if (!defined $pid) {
			die "fork fairule...\n" ;
		}
		elsif ($pid==0) {	# child
			print "I'm a child $n/pid=$pid \n";
			sleep 10 - $n ;
			exit $n ;
		} else {
			print "create process $pid\n";
		}
		--$n;
	} while ($n>0) ;

my $killid ;
	sleep 1;
	do {
#		$killid = wait();
		$killid = waitpid(-1, WNOHANG);

		print "child $killid  is dead and said $?\n" unless $killid==0;
	} while ($killid!=-1) ;
	print "Terminate test PGM.\n" ;
exit ;

親としては、子が消えるまで待ったり、よそからの要求で殺したりするわけですね。とりあえずは、forkで分岐するところをテンプレート的にお試ししました、というだけで。

実行例

>perl tst_fork01.pl
create process -4900
I'm a child 4/pid=0
create process -888
I'm a child 3/pid=0
create process -2364
I'm a child 2/pid=0
create process -2004
I'm a child 1/pid=0
child -4900  is dead and said 1024
child -888  is dead and said 768
child -2364  is dead and said 512
child -2004  is dead and said 256
child -1  is dead and said -1
Terminate test PGM.

ただし、Perl で複数個のワーカープロセスを動かして処理を行う場合のコードとして例が挙がっているように、まじめにやる場合はこちらを参照したほうがよさそうです。SIGトラップして云々・・・。まだまだ勉強不足のようで('A`

2010/02/09(火)[Perl] 快適デバッグ環境

Perl環境

Active Stateから、Active Perlを拾ってきてインストール。

後のEclipseでデバッグする際に必要となるので、PadWalkerを拾ってくる。コマンドラインからppmでインスコできるので便利ね。

実行例:

C:\>ppm install PadWalker
Downloading PadWalker-1.9...done
Unpacking PadWalker-1.9...done
Generating HTML for PadWalker-1.9...done
Updating files in site area...done
   6 files installed

Eclipse

本体

Eclipse.orgから、パッケージを拾ってくる。現在GALILEOが新しい模様。いろんなぱケージがあるけれど、java開発しないならCDTでも十分。足りなくなったらパッケージを入れていけばいいでしょう。*1

インストーラが嫌いな人はzip版がいい感じ。eclipseディレクトリを作って、その下に展開して言ってくれるので、どこかのルートにでも展開するといいでしょう。

プラグイン

Eclipseのメジャーなプラグインは、多くはUpdate Siteを持っているようで、Eclipse側でUpdate siteを登録して拾ってこさせることができます。また、更新チェックもしてくれるので便利です。基本的にサイト側で親切に書かれているので、そちらを参照ください・・・。ここではポインタを示すだけで、あまり細かいところまでは記載しないようにしておきます。*2


EPIC

EPICのサイトから、Perl開発用のプラグインを拾ってくる。参考サイトの@ITが詳しいので、ここでの説明は省略する。余力があれば自前でSnapShotをとっておくかネ。

BABEL

Babel Projectのページにインストール方法が記載されています。やっぱり日本語のほうがサクサクと判断が進みます。

Babel projectの方々に感謝を。


*1 : 個人的にjava触らないので、CDT,EPICあればシアワセ

*2 : Version upで操作が変わったりもしますからねぇ...

参考

スクリプト言語をサポートするEclipseプラグイン

2010/02/04(木)[Perl] 変数の型を調べる

変数の型を調べたい

ref演算子が使える模様。リファレンスならその型を返してくれる模様。リファレンスじゃなかったらnullぽ...

blessされているときは、クラス名が返ってくるらすぃ。い万ところ使わないから参考程度にメモ。

ソース

use strict ;

my $test ;
my $ref_1 = [1, 2] ;
my $ref_2 = \$test ;
my $ref_3 = $ref_1 ;
my $ref_4 = {1 =>'t'} ;
my %hash_1 = {1 =>'t', [2,3]} ;

	&chk_type($test) ;
	&chk_type($ref_1) ;
	&chk_type($ref_2) ;
	&chk_type($ref_3) ;
	&chk_type($ref_4) ;
	&chk_type(%hash_1) ;
	&chk_type(\%hash_1) ;

exit ;

sub chk_type($)
{
my $v = shift @_ ;
my $a = ref $v;
  print "$a へのリファレンス\n" if ($a) ;
  print "scaler\n" unless ($a) ;

}

実行結果

scaler
ARRAY へのリファレンス
SCALAR へのリファレンス
ARRAY へのリファレンス
HASH へのリファレンス
scaler
HASH へのリファレンス

配列やハッシュの要素として、任意の型をガンガン放り込めるので、それを調べて処理したいという欲求があったのですよ...

Cで書くなら、voidポインタをキャストして使っていたかなぁ。

C++やC#なら実行時型とか使って、同じような処理ができると思う。が、まぁ、今回はPerlだけ。ワンタイムの使い捨てになりかねないので..(^^;