[Q2HB] PLL

[SOPC][IP] PLL

refer to:"Volume 5: Embedded Peripherals","Section VI. Clock Control Peripherals", "31. PLL Core"

Core Overview

Avalon-MM I/Fをもつ,Stratixシリーズ/Cycloneシリーズ搭載のオンチップPLLコアである.PLLコンポーネントは,Mega FunctionのALTPLLを用いており,ラッパーコアとなる.SOPC Builderから実装するメリットとしては,status/control signalをMMレジスタからアクセス・参照することができる.

用途は,システム全域のクロック生成・モジュールの一部に供給するクロックの生成,である.


Function Description

PLL Status and Control Signals

ALTPLL Mega Fuctionはパラメタライズされていることから,ステータス・コントロール信号は可変長となる.所望のステータス信号・コントロール信号をSOPC Builder systemモジュール外に出すことができる.排他的に,Avalon-MM レジスタ経由でアクセスができる.

設定方法は,Instantiating the Core in SOPC Builderを参照のこと.


System Reset Considerations

FPGAのコンフィレグレーションにおいて,PLLコアは自動的にリセットします.PLLに与えられたリセット回路は,SOPC Builder systemモジュール全域へのリリースを解除する前に,PLLがロックすることを保障します.

注:PLLをリセットすることは,関連するSOPC Builder system moduleをリセットします.


Instantiating the Core in SOPC Builder

PLLコアは,ALTPLL Mega Functionを用いています.MegaWizardインタフェースを用いて,ユーザがステータス・コントロール信号の接続を指定します.
"PLL Setting"にて,ALTPLL MegaWizardを起動します.ここで,[1]Parameter Settingの"Inputs/Lock"ページで,"Lock output"グループに, Create "locked" outputチェックボックスがあります.これにチェックを入れると,PLL lock状態の信号が,SOPC Buidlerシステムモジュールのtop level moduleに出力されます.

その後,"Interface Page"にて,それの信号を出力する先を選択することができます.(registerかexportか)


ALTPLL NameInput / OutputAvalon-MM PLL Wizard NameDefault BehaviorDescription
aresetinputPLL Reset Inputデバイスコンフィグレーション時のみPLL初期化PLLおよびシステムモジュールをリセットする
pllenainputPLL Enable Input常にenablePLLをenableにする信号..
pfdenainputPFD Enable Input位相-周波数検出器は有効検出器を有効にする.クロックリファレンスを切り替えるときに使う?
lockedoutputPLL Locked Output-入力クロックにPLLがロックしたときにアサートされる

※aresetは,PLLのみをリセットするのではなく,SOPC Builder system module全域をリセットします.


注意事項

英語力の弱い人が適当に訳して抜粋,補強しています.
あやしいな,と思ったらご指摘いただけますと幸いです.
なお,オリジナルの英文を参照されることを強く推奨いたします.